#ハサミ男 (#殊能将之 )の感想

 

ハサミ男 [DVD]

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ハサミ男 (講談社文庫)

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ハサミ男
殊能将之(しゅのう まさゆき)


特徴
・どんでん返し系
・ちょっとグロ
・シニカルな笑い


美少女ののどにハサミを突き立てる事を生きがい?にしている通称・ハサミ男
ある少女を殺そうと念入りに調べ実行に移そうとした矢先、その少女が自分以外の人物に、しかも自分と同じ手口によって殺されているのを発見してしまう。ハサミ男は偽ハサミ男を追いかけることに。そのハサミ男視点と追いかける刑事視点による作品。終盤に待っているどんでん返しに驚愕


私はグロ系の作品が基本的にダメな人間ではあるのですが、この作品のグロはそれほど不快には感じませんでした。トリック関係で、一部読みにくい部分もあり長いわりに、ハサミ男が妙に愛嬌があるのでにスラスラ読めました


ハサミ男氏が獲物をを調べあげていく過程などもそれなりに楽しんで読むことが出来ました。ただ犯人が自殺を試みているところの描写が私は一番キツかったです。あと自殺のあの苦しみかたは実際と比べてどうなのでしょうね?本当にあんなカンジなのかな、と


どんでん返しに関しては私は本当に驚きました。それだけの為に読む価値のある作品だと思います。それにしても簡潔かつ簡明に作品の雰囲気をよく表したタイトルですね。見事


あえて欠点を述べるなら、中盤からラストに至るまでの展開があのカンジなら、ラストにはハサミ男氏にはその方向には行って欲しくなかったですね。仕方がないのかもしれませんが。さらに語り部の刑事さん、さすがにちょっと抜け過ぎなのでは、と思わざるを得ないです。作品における役割をとにかくやらされている印象が強過ぎました。あとなぜハサミなのかが語られていなかった気がします。それ、大事なのでは......(^^;;
それも含めてハサミ男氏の過去がもう少し知りたかったですね。


グロいのがどうしてもダメな人以外に、そして特にどんでん返しが好きな方に特におすすめな作品です