【映】アムリタ (野崎まど)の感想

【映】アムリタ
野崎まど/メディアワークス文庫

 

バビロンシリーズや脚本では正解するカドで知られる野崎まどさんのデビュー作。この作品は電撃大賞に作られたメディアワークス文庫賞の初回受賞作です(有馬カオルの太陽のあくびと同時受賞)

 

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)

 

 


私は既に野崎まど作品をいくつか読破しており、今回野崎まどさんのデビュー作を読んでみて、今後も野崎作品は基本的に読んでいくつもりではあるのですが、改めて申し上げますと野崎まど作品は本当に人を選ぶ、という事です


この作品は芸大生である主人公二見(ふたみ)が同じく芸大生であり天才映画監督・最原最早(さいはら もはや)と共に映画を撮っていくお話です(このネーミングセンスの段階で人を選ぶでしょうね……


ストーリーはある種のファンタジー要素を含み、尚且つオカルトというかホラー要素もある、ちょいミステリみたいな感じに仕上がっていて非常に読み手を選びそうです


著者のデビュー作でもあり最近の作品と比べると技量も拙く、ページ数も少ない割に読みにくいために読破するのに時間がかかりました。またヒロインである最原さんが天才である理由もあまり明かされないので、そういうものだと受け入れられないと読んでいけないような気がします


全体的にギャグが多くこれも好き嫌いを分ける大きな要素になると思います。これは野崎作品全般に言えますね。私は野崎さんのギャグに関しては基本的に好みではあるのですが、他の作品でも猛烈に寒く☃️感じる時がたまにありますね。


少しネタバレになりますがギャグが多い割にシリアスに終わっていて、評価を分ける事になっています。私はこの終わり方はあまり好きではないですね。あとコンテを50時間以上読み続けてしまうとかはアレはギャグなのでしょうか?

 

 

かなり否定的な事を書いてしまいました。実際あらゆる面で人を選ぶ作品だと思います。ですが野崎まどさんは他にかわりがあまり存在しない方だと思いますので、一度読んでみる価値のある作家だと認識しています

 

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あと映画の編集作業は楽しそうでしたね(実際は相当キツイとは思いますが