人気作家のご愛嬌 #黒猫館の殺人 #綾辻行人

黒猫館の殺人 綾辻行人

館シリーズ第6弾。

記憶を失った老人から依頼を受けた江南(かわみなみ)と鹿谷(ししや)の二人は、この人物が管理していた別荘へとやってくる。依頼人が記憶を失う前に書いた手記を読み解きながら物語は反転することに

私は傑作だと感じているのですが、一部の方の間では、著者が今作の中で使われたあるトリックなどに関して評判がよくないようです。私は日本のミステリ界を代表する綾辻氏だからこそ、このようなベタなトリックをあくまで作品の一部に取り入れるぐらいは、むしろご陽気な挨拶ぐらいに感じています

私はどちらかというと、この作品に出て来た登場人物たちの好感度の低さの方が気になりました。なんなん、コイツら、という印象でした。今から20年以上前の作品ですから、こういった感じがカッコよかったりしたのでしょうか?この部分は著者の意図がよく分からなかったですね

それにしても某人物の正体には素直に驚きました。館のトリックよりインパクトがあったので、私は騙されやすいのでしょうかね?

http://amzn.to/2HIzXry

少しだけ不快な描写(クスリなど)があるので、完全に全ての方にはおすすめ出来ないのですが、そういった要素が気にならない方には是非読んでいただきたいですね

以下ネタバレあり

それにしても、黒猫館の殺人、と言いながら黒猫館が登場せずに物語が終局してしまうのはなんというか、凄いとは思うのですが、なにかちょっと心残りがあったりします

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村