#ダンタリアンの書架(5)(6) #三雲岳斗

ダンタリアンの書架(5) 三雲岳斗/角川スニーカー文庫

著者はストライク・ザ・ブラッドアスラクラインなどで知られる三雲岳斗(みくも がくと)氏です

20世紀初頭のイギリスっぽい国を舞台に、貴族の青年である主人公ヒューイと、幻書というものが収められたダンタリアンの書架を管理する見た目が少女のダリアンをコンビにした短編集。読み手に超常的な力を与える書物、幻書が巻き起こす問題を主人公たち二人が解決していくというストーリー

以下少しネタバレあり

『時刻表』 過去改変系の作品です。読後感のいい話だとは思うのですが、結局一部の人の犠牲によって、現在の状況が特定の人物にとって望ましくなるというのは、あまり個人的には好きなパターンではないですね。

『猫と読姫』 ヒューイが猫を拾ってきてその子を育てることになり、予想どおりダリアンが抵抗する展開になるのですが、意外な方向に話が進みましたね。ただ猫がそうしたことによって未来は全面的に良くなるのか少し掘り下げて欲しかったりしましたね。いい話なだけに

『航海日誌』 突き詰めて考えると少しおかしいような...?

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第四話「つながりの書」

新たな幻書を作り出すことを目的にしている赤の読姫ラジエルとその鍵守、教授達と主人公達が初めての対決することになる一編です。物語の核心に少し触れるのですが、後味はあまり良くないかも知れません。

全体的に話の完成度が高い短編集でした


ダンタリアンの書架(6) 三雲岳斗/角川スニーカー文庫

内容と関係はありませんが個人的な感想として、カラー1ページ目のヒューイの顔が気になりますね(^^;;

『雛形の書』 レオンが守ることになったアルンダの人柄が、ほとんど分からないまま物語が終わってしまったのは残念でしたね。ページ数的に仕方がなかったのかもしれませんが。あとオチも予想がつくものではありましたが、読後感は良かったですね

『棺の書』 う〜ん、登場人物が多すぎますよね。誰が誰で何をやっているのか把握し辛かったです。おそらく一人一人役割があって存在しているのだろうとは察していましたが、実際話を読み進めてみても本当にその人物が必要だったのか思案するケースが多い印象でした。ただ「まったくこれだから市松模様の帽子を被った女は......」 というダリアンのセリフは面白かったですね

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『人化の書』 この結末で良いのだろうか?と特定の人物が最終的に引き受けてくれる展開に対して疑問に思っていたのですが、次の話がその事の答えが書かれていましたね

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『楽園』 前話とほぼ同じ時期を描いた一編です。焚書官コンビの話にしては読後感が良い話でした。

ダンタリアンの書架6【電子書籍】[ 三雲 岳斗 ]

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