いまさら翼といわれても /米澤穂信

いまさら翼といわれても 米澤穂信

いまさら翼といわれても

いまさら翼といわれても

日常系ミステリ、古典部シリーズの短編集です。各話ごとに短く感想を書いていきます

【箱の中の欠落】 ホータローが里志からの伝聞のみで生徒会長選挙の不正を暴くストーリーです。少し冗長的だったような気がしています。トリックはまあまあですね。日常系ミステリゆえに仕方がないのかもしれませんが

【鏡には映らない】 イジメ系の話であり、そしてホータローが嫌われ役を買って出た話でした。人によって評価がかなり別れそうです。私は否定的な感想、というよりただつらかったですね

【連峰は晴れているか】 千反田とホータローがメインの話。ホータローの人情味があるところが描かれていていい話なのですが、もう少しだけ二人の関係性に踏み込んで欲しかったですね

【わたしたちの伝説の一冊】 摩耶花の漫研の話。摩耶花がメインの話は大抵イジメ関連なので本当にキツいのですが、コレがその最たるモノでしね。結末に関してはまあ頑張ってください、といったところでしょうか

すばらしい新世界長い休日】 普段と違い妙にテンションが高いホータローが千反田相手に自分の性格が現在のようになったのか語る一篇。本作に収録されている短編の中で最も好きな話でしたね。

【いまさら翼といわれても】 表題作。千反田さんに転機が訪れるが、本人はそれを望まず......いやそんな終わり方する?といった感じで幕が閉じられます

最後の一篇によって少しモヤモヤした読後感ではありましたね

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